theme

#4
2012.11.08 Thursday
17:47


一瞬をただ鮮やいでみただけで忘れてしまう殺すことなく

レスポールを奏でる指はやわらかく見え、残像のような残響

繰り返す繰り返す繰り返す繰り返す繰り返す繰り返す夏

もし意味を持つならきっと透けなくてだからゆらゆら透明な歌

文字ひとつ、たとえば凛を落下して世界の果てへひびく気がした

「夕景の記憶なぞればグレイの空」橙のないきみのたそがれ

ありがとうそこまで言ってくれて。うん、君のせいで死んじゃえばいいね

あまりにもよく刺さるので壊れてるこれは壊れています、ひとりで

大丈夫ころさなくてもどうせ死ぬ そういうふうにできているから

僕は右、キミは左で或る時に私はキミを聴こえなかった

#4/凛として時雨
http://sigure.jp/

黒崎立体 (via poetonic)

(Source : poetrii)

レモン哀歌

そんなにもあなたはレモンを待つてゐた
かなしく白いあかるい死の床で
私の手からとつた一つのレモンを
あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ
トパアズいろの香気が立つ
その数滴の天のものなるレモンの汁は
ぱつとあなたの意識を正常にした
あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ
わたしの手を握るあなたの力の健康さよ
あなたの咽喉に嵐はあるが
かういふ命の瀬戸ぎはに
智恵子はもとの智恵子となり
生涯の愛を一瞬にかたむけた
それからひと時
昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして
あなたの機関ははそれなり止まつた
写真の前に挿した桜の花かげに
すずしく光つレモンを今日も置かう

                 
『レモン哀歌』「智恵子抄」-高村光太郎 (via cherie-cerisier3)

全部

mzk1123:

怒った顔も 泣いた顔も 笑った顔も
照れてる顔も 眠たそうな顔も
全部 全部 好きだったよ

(via anemone1123-deactivated20150408)

thefolklorist:

覚えようとする
僕たちの骨にどう初めて会った、
あの昔の中秋の名月の時に、
そして、どう折った、
五月の雨降りの日の時に。

I’m trying to remember,
How our bones first met,
On that long ago harvest moon,
And how they broke,
On that rainy day in May.

どうしてあなたの骨がすぐに治った?
また、骨がぜんぜん治らない。

How come yours have healed so quickly?
Mine still haven’t healed at all.

thefolklorist:

見えるかな、
愛情の中で絶望、
絶望の中で希望、
希望の中で愛情。

I wonder if you can see it,
Despair in love,
Hope in despair,
Love in Hope.

being-time.tumblr.com

being-time:

 

 涎臭い朝が来て

 昨日が終ったことを知る

 窓から街を眺めると

 変わらずビルが突っ立って

 僕を見下ろしていた

 机の上の煙草を取り

 渇いた口で煙を吸う

 灰を撒き散らしたような味がして

 一日の始まりに知る

 持て余す 永遠を与えられ

 早すぎる 終わりが待っているのだと

 だから そう

 たとえば下らないおしゃべりをして

 たとえば退屈な酒を呑む

 だから そう

 思い出せば悔い

 諦めては繰り返す

 手をのばせば

 まだ眠りにつく

 君の頬に触れることもできる

 目を瞑れば